評価要素は、8つのクラスターと16のコンピテンシーから構成されます。これらの全てが、管理者に組織が期待しているマネジメント行動に当たります。そして、それぞれのコンピテンシーに対して、具体的な行動要素に分けた設問が設定されています。
評価者は、個々の設問に対する被評価者の職務行動を振り返り、下表に示す5段階で評価を行います。
- 5
- (設問への適合性)非常に良くあてはまる
- (行動の頻度)非常に多く示した
- 4
- (設問への適合性)かなりあてはまる
- (行動の頻度)かなり多く示した
- 3
- (設問への適合性)少しはあてはまる
- (行動の頻度)適宜、適度に示した
- 2
- (設問への適合性)あまりあてはまらない
- (行動の頻度)あまり示さなかった
- 1
- (設問への適合性)全くあてはまらない
- (行動の頻度)ほとんど示さなかった
- NA
- (設問への適合性)分からない
- (行動の頻度)観察機会がなかった
コンピテンシーごとの60の設問への回答終了後に、自由記述欄が設けてあります。
ここでは、全体を通して、①特に本人の強み・長所と思う点、および②特に本人の弱みであり改善して欲しい点、をそれぞれ100字以内で記述します。
- A.問題解決行動
- A1:情報把握力
- A2:問題分析力
- B.革新・創造行動
- B1:ビジョン志向
- B2:創造・改善力
- C.管理統制行動
- C1:計画力
- C2:プロセス管理力
- D.部下・後輩育成行動
- D1:動機付け力
- D2:育成・教育力
- E.リーダーシップ行動
- E1:統率力
- E2:折衝・説得力
- F.パートナーシップ行動
- F1:CS向上力
- F2:協調・柔軟性
- G.高業績チャレンジ行動
- G1:高業績志向
- G2:持続・完遂力
- H.倫理・自律行動
- H1:コンプライアンス
- H2:インテグリティ
※各コンピテンシーごとに具体的な行動要素に分けた設問が3~4、合計60設問で構成されています。