お問い合わせ

印刷用PDF

  • ホーム
  • アセスメントプログラム
  • 360度フィードバックシステム
  • 一般教育研修プログラム
  • コンサルティング活動
  • 会社概要

ホーム > アセスメントプログラム > 新卒採用アセスメント > 特徴と観察評価ポイント

アセスメントプログラム 新卒採用アセスメント

特徴と観察評価ポイント

採用アセスメントにおける演習としては、主体的な問題解決力や計画性等の思考要素を見る演習と、対人交流や周囲への影響力発揮スキルを見る演習の2種類の演習が不可欠です。また、近年、集中力を維持できない学生も増えており、こうした数時間にわたる演習を通して、意欲を持続する力や自己統制力、精神安定性を評価することも欠かせません。こうした特性は、従来の面接と筆記試験だけでは観察することは困難です。現に、これまでの演習実績を見ると、序盤だけは精力的に出るが、中盤以降は急激にエネルギーが萎えてしまう学生も目立ちました。

さらに、入社後1、2年で退職する新人の特徴として「教わり下手」という共通点も見られます。決してIQが低いわけではないが、上司や先輩に気軽に聞いて教わることを嫌い、自己流でやろうとして失敗し、失敗すると「教えてくれなかったから」と他責になりがちです。口頭のコミュニケーションを通した学習力や受容性が欠けていると言えます。IQを測定する試験だけでは見えない、こうした側面も演習を通した着眼ポイントです。

採用アセスメントの実施結果からは、自律性の高い優秀な学生ほど、このような演習には興味を持って喜んで参画する傾向が見られます。演習を通して、様々な側面で自己特性に気づき、自己認知を深めるとともに、参加者間の相互理解も深まります。優秀な学生には、演習体験自体が好ましい出来事として印象に残る傾向が高く、こうしたアプローチを採用している企業がまだ少ないことから、会社への期待を高める効果があります。